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英国の駐EU大使が辞任、離脱交渉めぐり意見相違か

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NewsHub【1月4日 AFP】英国のアイバン・ロジャーズ( Ivan Rogers )駐欧州連合( EU )大使が3日、辞任した。英国のEU離脱交渉は開始まで3か月を切っており、離脱過程にさらなる不透明要素が加わった格好だ。
英政府は現在、EU加盟国が脱退する際の法的手続きを定めたEU基本条約(リスボン条約、 Lisbon Treaty )第50条発動の準備を進めており、これを発動して初めて正式離脱まで2年のカウントダウンが始まることになっている。
有能な外交官と目されるロジャーズ氏は、今年10月に4年間の任期満了を迎える予定だった。先月には、英国がEUとの貿易協定を締結するには10年かかってもおかしくないと発言して批判を受けていた。
欧州のある外交官はAFPに対し、同氏の辞任は「彼と協働してきた者にとっては驚きではない」と説明。「彼は非常に有能だが、英国を危険な不透明領域へ導くEU離脱の決定や英政府の姿勢に納得できていなかった」と語った。(c)AFP/Robin MILLARD with Danny KEMP in Brussels

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