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長嶺大使、韓国外交省次官と会談 反発和らげるねらいか

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長嶺安政・ 駐韓大使は10日、 韓国外交省を訪れ、 林聖男(イムソンナム)第1次官と会談した。 長嶺氏は会談後、 記者団に対し、 「シリア情勢、 北朝鮮問題が足元の 大きな課題になっている。 日本と韓国はこういう中で…
長嶺安政・駐韓大使は10日、韓国外交省を訪れ、林聖男(イムソンナム)第1次官と会談した。長嶺氏は会談後、記者団に対し、「シリア情勢、北朝鮮問題が足元の大きな課題になっている。日本と韓国はこういう中で、きっちり連携していく必要がある」と語り、日韓協力の重要性を訴えた。駐韓日本大使が外交省を訪れ、幹部との会談後に記者団の取材に応じるのは異例。 記者団には、慰安婦問題の日韓合意や釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する「少女像」が設置された問題には触れなかった。背景には、長嶺大使の発言に対する韓国内の反発がある。長嶺大使は4日に帰任した際、黄教安(ファンギョアン)首相(大統領権限代行)との会談で慰安婦問題の合意の実施を強く求めていくと述べた。これに対し、「双方の調整がなされていない状況で、対外的に言及したのは外交的に適切でない」(韓国外交省報道官)などの批判が出て、メディアから「外交儀礼に欠ける」との指摘も出ていた。反発が続けば、長嶺大使が目指す黄首相や大統領選の候補者側との会談は容易ではない。今回は記者団の取材に応じた上で、シリア情勢や北朝鮮問題での連携を強調。帰任の意義を訴え、反発を和らげるねらいもあるとみられる。(ソウル= 東岡徹 )

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