大阪府豊中市の 木造2階建てアパート「みやび荘」 が全焼し5人が死亡した火災で、 住人の 多くが60~80代の 1人暮らしとみられることが9日、 豊中南署への 取材で分かった…
大阪府豊中市の木造2階建てアパート「みやび荘」が全焼し5人が死亡した火災で、住人の多くが60~80代の1人暮らしとみられることが9日、豊中南署への取材で分かった。現場で油の臭いや不審者は確認されず、失火の可能性があるとみて原因を調べる。
豊中南署はアパートの管理人や大家にアパートの構造を確かめるほか、遺体を司法解剖するとともに、いずれも高齢の住人とみて身元の確認を進める。
豊中南署によると、アパートには管理人の他に15人が居住。契約書類上、ほとんどが単身の高齢者だった。
搬送先の病院で亡くなった80代女性以外の4人の遺体はいずれも1階から見つかった。2階部分は焼け落ちた。現場検証を続け、出火原因を調べた。
火災は8日夜から3時間余り続き、避難した住人の一部はアパート付近の交流施設に泊まった。