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25年ぶり皇室会議、厳粛に=宮内庁、張り詰めた空気

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天皇陛下の 退位日を検討する皇室会議が1日午前、 宮内庁で開催された。 同会議の 開催は約25年ぶり8回目。 議場となった特別会議室がある庁舎3階は報道陣の 立ち入りが禁じられ、 普段は静かな庁舎内は張り詰めた空気に包まれた。 皇居・ 坂下門近くにある宮内庁の 中央玄関には、 午前9時前後から議員を乗せた黒塗りの 車が次々に到着。 議長を務める安倍晋三首相らは厳粛な面持ちで、 張り直されたばかりの 赤じゅうたんの 上を通っ…
天皇陛下の退位日を検討する皇室会議が1日午前、宮内庁で開催された。同会議の開催は約25年ぶり8回目。議場となった特別会議室がある庁舎3階は報道陣の立ち入りが禁じられ、普段は静かな庁舎内は張り詰めた空気に包まれた。 皇居・坂下門近くにある宮内庁の中央玄関には、午前9時前後から議員を乗せた黒塗りの車が次々に到着。議長を務める安倍晋三首相らは厳粛な面持ちで、張り直されたばかりの赤じゅうたんの上を通って庁舎に入った。 秋篠宮さまに代わって出席された予備議員の常陸宮さまや同妃華子さまは首相らとは別の玄関から庁舎に入り、特別会議室に。常陸宮さまは普段と同じ車いす姿。腰椎変形性脊椎症のため9月に入退院した華子さまは今も腰の痛みが完治していないが、他の議員と同じいすに座って会議に臨んだ。 議場の特別会議室は約120平方メートルの広さで、皇室経済会議や歌会始などの際に使われる同庁でも格式が高い部屋とされ、室内は大きな鶴の日本画やシャンデリアで飾られている。議員は安倍首相を中央に、一様に硬い表情で円形に並べられた席に着いた。 午前9時46分から非公開で行われた会議は約1時間15分で終了。再び中央玄関に姿を見せた安倍首相は記者の問い掛けに「ご苦労さま」とだけ話し、車に乗り込んだ。宮内庁によると、天皇陛下に会議結果を報告する「内奏」に向かったという。 【時事通信社】

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