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6位の加藤条治「充実感が高い」場所に

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スピードスケート男子500メートル 勝負どころを見極める加藤条治(博慈会)の 「爆発力」 は、 結果的には不発に終わった。 2014年ソチ五輪500メートルでの 順位よりも一つ落とした。 ただ、 両膝に痛みを抱え「どうやって滑ったらいいの か分からない」 とまで悩んだ33歳がメダルに近い位置まで戻った意義は大きい。 4大会連続出場の 五輪は「充実感が高い」 場所になった。
勝負どころを見極める加藤条治(博慈会)の「爆発力」は、結果的には不発に終わった。2014年ソチ五輪500メートルでの順位よりも一つ落とした。ただ、両膝に痛みを抱え「どうやって滑ったらいいのか分からない」とまで悩んだ33歳がメダルに近い位置まで戻った意義は大きい。4大会連続出場の五輪は「充実感が高い」場所になった。
1回目のスタートでフライングを取られた後の滑走。悔やんだのはバランスを崩した第1コーナーだった。同走の高亭宇(中国)から0秒181遅れ、結局これが3位との差になった。序盤のタイムロスがなければ--。「うまく(コーナーを)回れば表彰台だったかも。でも、うまくいかないのが今の自分」と冷静に受け止めた。
ソチ五輪後は右膝の負傷から始まり、左膝も痛めて15~16年シーズンを途中離脱した。「完治するような感じではないので、うまく付き合っていかないと」と膝も十分に曲げられない状態から復調し、平昌のリンクにたどり着いた。苦労したからには、簡単に競技人生を投げ出すつもりはない。むしろ「自分にはまだチャンスがある」と奮い立つ結果になった。【岩壁峻】

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