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米国株式市場は米利上げ受け小幅安、エネルギー株は堅調

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[ニューヨーク 21日 ロイター] – 米国株式市場は小幅安で終了した。 不安定な取引の 中、 米連邦準備理事会(FRB)が利上げを決定したことを受け株価は下落に転じたが、 エネルギー関連株が力強く推移した
[ニューヨーク 21日 ロイター] – 米国株式市場は小幅安で終了した。不安定な取引の中、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを決定したことを受け株価は下落に転じたが、エネルギー関連株が力強く推移したため、下げは限定された。
FRBによる利上げは予想通り。今年については少なくともあと2回の利上げを予測した。パウエル新FRB議長は利上げに関して「中立的な立場」との見方を示した。[nL3N1R34HF][nT9N19J008]
ルートホールド・グループの首席投資ストラテジスト、ジム・ポールセン氏は「FRBは非常に前向きな景気認識を持っている」としたうえで、「FRBが景気に自信を示したと受け止められ、株式市場は当初上昇した。しかし、追加利上げ観測を背景に債券利回りが上昇し、株式市場に再びある種の不安感を与えた」との見方を示した。
金利上昇の恩恵を受けるS&P金融 は利上げ発表後に一時的に上げ幅を拡大したが、その後は下げに転じ終値は0.03%安。金利敏感のS&P公益 は0.39%安、S&P不動産 は0.93%安となった。
一方、S&Pエネルギー は2.63%高。中東情勢の緊迫化懸念に加え、米原油在庫が予想外に減少したことを受け、原油価格が6週ぶり高値となった。
個別株では、フェイスブック が0.74%高と3日ぶりに反発。データ流出問題を受け、同社の時価総額は直近2日間で約500億ドル減少していた。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は声明で「誤りを犯した」と述べた。
米食品大手ゼネラル・ミルズ は8.85%安。輸送および商品関連コスト急増を理由に、2018年度の通期利益見通しを下方修正した。[nL3N1R33XJ]
これを受け、他の食品関連株にも売りが波及。ケロッグ は3.98%安、JMスマッカー は4.20%安、コナグラ・ブランズ は2.94%安だった。
サウスウエスト航空 は4.79%安。他の航空株も下落し、NYSEアーカ航空株指数 は1.09%安だった。
ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.35対1の比率で上回った。ナスダックでは1.49対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は67.2億株。直近20営業日の平均は71.6億株。

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