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宇宙施設、大気圏に突入 南太平洋上空で

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中国有人宇宙プロジェクト弁公室は2日、 中国の 宇宙実験施設「天宮(てんきゅう)1号」 が同日午前8時15分(日本時間同9時15分)ごろ、 南太平洋の 上空で大気圏に再突入したと発表した。 同弁公室は、 大部分は燃え尽きるとしている。 地表への 落下物の 有無は不明。
中国有人宇宙プロジェクト弁公室は2日、中国の宇宙実験施設「天宮(てんきゅう)1号」が同日午前8時15分(日本時間同9時15分)ごろ、南太平洋の上空で大気圏に再突入したと発表した。同弁公室は、大部分は燃え尽きるとしている。地表への落下物の有無は不明。
2日朝の時点では大西洋上空で再突入すると予測していた。同弁公室は、地表に到達する破片があっても、ごく一部だと説明。人口密集地域に落ちる可能性は低く、航空機の飛行などに危害が及ぶ恐れも、ほとんどないとしている。欧州宇宙機関(ESA)も、人に当たる確率は極めて低いとみている。
天宮1号は全長約10メートルの円筒形で、大型バスほどの大きさ。有人宇宙ステーションの建設に向けた実験などを行うために2011年に打ち上げられた。16年3月に役目を終えて制御不能になったとみられ、徐々に高度を下げ始め、同弁公室は今月2日に大気圏に突入する可能性が高いとの予測を発表していた。(共同)

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