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金融庁、スルガ銀行に立ち入り検査 シェアハウス破綻で=関係筋

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[東京 13日 ロイター] – 金融庁が13日、 スルガ銀行 に立ち入り検査に入ったことがわかった。 関係筋が明らかにした。 シェアハウスの オーナーへの 融資を巡り、 スルガ銀の 経営
[東京 13日 ロイター] – 金融庁が13日、スルガ銀行 に立ち入り検査に入ったことがわかった。関係筋が明らかにした。シェアハウスのオーナーへの融資を巡り、スルガ銀の経営陣が不正に関与した疑いが浮上しており、同庁は融資担当者や経営陣の関与など融資の実態解明を急ぐ。
女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズは9日、民事再生法の適用を東京地方裁判所に申請し、受理された。同社は、シェアハウスのオーナーから物件を一括で借り上げ、オーナーに長期間賃料の支払いを保証するサブリース事業を展開していたが、オーナーのほとんどが同行から融資を受けていた。
2017年10月ごろに同行がオーナーへの融資を打ち切ると、スマートデイズの新規のシェアハウス販売が悪化。同社は今年1月、賃料の支払いをストップした。
金融庁は3月、スルガ銀に対し、銀行法に基づく報告徴求命令を出した。しかし、融資担当者や経営陣の関与について詳しく調査する必要性があると判断。立ち入り検査に踏み切った。
同庁の幹部は、サブリース事業のビジネスモデルの持続性にも疑問の目を向けている。経営陣の不正が明らかになるなど重大な問題が浮かび上がれば、行政処分を検討する。
(和田崇彦)

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