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雨水浸透で配管腐食か=玄海3号機の蒸気漏れ-九電

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九州電力は2日、 配管で蒸気漏れが見つかった玄海原発3号機(佐賀県玄海町)を点検した結果、 2次系の 装置「脱気器」 の 空気抜き管16本の うち1本に穴が開き、 外装板などにさびが付着していたと発表した。 屋外にある装置の 管に雨水が浸入して腐食したとみられ、 九電は全ての 空気抜き管や外装板などを交換する。 作業は原子炉を止めずに実施する。 九電によると、 2次系は原子炉で発生させた蒸気で発電用タービンを回す設備で、 循環する水は放射性物質を含まない。 脱気器は微量の 酸素などを除去する装置で屋外に設置されており、 上部に
九州電力は2日、配管で蒸気漏れが見つかった玄海原発3号機(佐賀県玄海町)を点検した結果、2次系の装置「脱気器」の空気抜き管16本のうち1本に穴が開き、外装板などにさびが付着していたと発表した。屋外にある装置の管に雨水が浸入して腐食したとみられ、九電は全ての空気抜き管や外装板などを交換する。作業は原子炉を止めずに実施する。 九電によると、2次系は原子炉で発生させた蒸気で発電用タービンを回す設備で、循環する水は放射性物質を含まない。脱気器は微量の酸素などを除去する装置で屋外に設置されており、上部にある空気抜き管の1本で穴が貫通していた。 穴は長さ13ミリ、幅6ミリ。空気抜き管を包む保温材と外装板には変色やさびがあった。九電は外装板の隙間から浸入した雨水を保温材が吸収し、湿潤状態になって腐食したとみている。(2018/04/02-22:11)

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