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麻生氏進退、攻防続く=国会正常化見えず

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国会は23日、 財務事務次官の セクハラ疑惑に絡む麻生太郎副総理兼財務相の 進退問題などをめぐり与野党の 攻防が続いた。 立憲民主党など野党6党は麻生氏辞任を求め審議を拒否。 政府・ 与党は辞任要求を突っぱね、 野党側は一段と態度を硬化させた。 「働き方改革」 法案など重要法案の 処理を残す中、 国会正常化の めどは立っていない。 23日の 参院決算委員会は6野党欠席の まま、 自民、 公明両党と日本維新の 会などが2016年度決算の 質疑を行った。 野党側は同日の 衆院議院運営委員会理事会には出席したが、 成人年齢を18歳に引き下げる
国会は23日、財務事務次官のセクハラ疑惑に絡む 麻 生 太 郎 副総理兼財務相の進退問題などをめぐり与野党の攻防が続いた。立憲民主党など野党6党は麻生氏辞任を求め審議を拒否。政府・与党は辞任要求を突っぱね、野党側は一段と態度を硬化させた。「働き方改革」法案など重要法案の処理を残す中、国会正常化のめどは立っていない。 23日の参院決算委員会は6野党欠席のまま、自民、公明両党と日本維新の会などが2016年度決算の質疑を行った。野党側は同日の衆院議院運営委員会理事会には出席したが、成人年齢を18歳に引き下げる民法改正案の趣旨説明・質疑を24日の本会議で行うとの与党提案に反対。 古 屋 圭 司 委員長(自民)が職権で本会議開催を決めた。野党側は同日も審議に応じない構えだ。 与党は、23日の開催が見送られた衆参両院予算委の集中審議について、26日に仕切り直す案を野党側に打診した。だが、加計学園問題で焦点の柳瀬唯夫元首相秘書官(現・経済産業審議官)に関しては参考人招致にとどめる方針で、証人喚問を求める野党側は反発し、「日程協議には一切応じない」と拒否した。
一連の政権不祥事を受け、報道各社の世論調査で内閣支持率は下落が続いており、6野党は「通常国会が終わるまで、これらの案件を引っ張りたい」(立憲幹部)と打撃を与え続ける構え。参院側では安倍晋三首相の訪米報告を25日か27日に本会議で行う案が浮上したが、野党内では欠席戦術継続の強硬論が強く、合意に至るか不透明だ。 6野党は麻生氏辞任のほか、(1)森友・加計学園問題での関係者の証人喚問(2)財務省決裁文書改ざんの月内調査結果公表(3)自衛隊日報問題究明と自衛官暴言の事実確認-を要求。立憲の 辻 元 清 美 国対委員長は記者団に「さまざまな疑惑の道は全て首相に通ずる」と語り、首相の決断を迫った。 これに対し、首相は23日の自民党役員会で「今後も丁寧に説明責任を果たす」と強調した。麻生氏の進退について、 菅 義 偉 官房長官は記者会見で「財務省の陣頭指揮に当たり、信頼回復に努めてほしい」と述べ、続投させる考えを示した。(2018/04/23-20:42)

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