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米朝首脳会談ワーキングランチで注目の「オイソン」は手間暇のかかる朝鮮宮廷料理だった

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「甘酸っぱい。 おせち料理の 紅白なますの ような感じだ」
今回の米朝首脳会談で話題になったのが、金正恩委員長の妹・金与正氏ら側近らを交えた「ワーキングランチ」で出されたメニューだ。
両国、開催国にちなんだ料理を織り交ぜた豪華なもので、前菜は「エビとアボカドのカクテルサラダ」「マンゴーとタコのサラダ(マレーシア料理)」「オイソン(韓国風キュウリの詰め物)」、メインディッシュは「牛肉のコンフィとポテトグラタンと蒸しブロッコリーの赤ワインソース添え」「酢豚と揚州チャーハンのXOジャンかけ」「テグジョリム(タラと大根の煮つけ)」。そしてデザートは「ダークチョコレートのタルト」「さくらんぼソースのハーゲンダッツアイス」「トロペジェンヌ(フランスの焼き菓子)」だった。
中でも注目を集めたのが、聞き慣れない「Oiseon=オイソン」だ。英文メニューには「Korean stuffed cucamber」とある。
「コリアンダイニング安」(東京・阿佐ヶ谷)店長の朴相民さんはAbemaTV『 AbemaPrime 』の取材に「”ソン”は宮中料理における前菜の代表的なものの一つ。”オイ”=キュウリを切って人参や卵、牛肉の細切りを詰めたもの。一口大で箸で食べられることから、おもてなし料理の代表格としてよく振舞われる」と説明する。
試食したイケキャスの青峰佑樹は「甘酸っぱい。おせち料理の紅白なますのような感じだ」と話す。
伝統料理ではあるものの、準備に2、3日がかかることから、店で出しているところはあまりないのだという。「きゅうりや水で戻した干し椎茸をタレに漬け込むなど、ひとつひとつの具材に手がかかる」。同店では1580円で食べることができるが、3日前までの予約が必須だ。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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