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台風7号の強風で16人けが 4日にかけ激しい雨の予想

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台風7号は3日、 東シナ海を北上し、 長崎県の 一部を暴風域に巻き込みながら九州北部に接近した。 長崎と福岡、 佐賀、 大分、 山口の 各県で強風にあおられるなどして、 少なくとも計16人がけがを負った。 4日にかけて…
台風7号は3日、東シナ海を北上し、長崎県の一部を暴風域に巻き込みながら九州北部に接近した。長崎と福岡、佐賀、大分、山口の各県で強風にあおられるなどして、少なくとも計16人がけがを負った。4日にかけても各地で非常に激しい雨が予想され、気象庁は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけている。台風7号は日本海を北東に進み、4日夜までに温帯低気圧に変わる見込み。
気象庁によると、3日午後8時現在、長崎県対馬市付近を時速25キロで北北東に進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。4日午後6時までの24時間の予想雨量は、いずれも多いところで四国400ミリ、近畿250ミリ、東海、九州北部200ミリ、関東甲信、北陸、中国120ミリ、九州南部100ミリ。沖縄県久米島町では3日午前10時半までの1時間に90ミリの雨を、長崎県新上五島町では午後2時40分に最大瞬間風速42・2メートルの風を観測した。
長崎県によると、県内の計10人が、強風で割れたガラスで腕を切るなどして軽傷。長崎市内では、平屋建ての倉庫(約90平方メートル)が風にあおられて倒壊した。福岡県内でも強風で女性2人が転倒し、軽傷を負った。
福岡、山口、佐賀、長崎の4県では、すべての市町村立小中学校が休校に。熊本、大分、宮崎、鹿児島の4県でも一部が休校になった。鉄道や航空便も終日大きく乱れた。

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