［ニューヨーク １４日 ロイター］ – 米国株式市場は上昇して終了した。 一連の 企業決算が好調で市場心理が好転したことに加え、 トルコリラ急落が波及することへの 懸念が和らいだことを受け、 中でもＳ＆Ｐ総合
［ニューヨーク １４日 ロイター］ – 米国株式市場は上昇して終了した。一連の企業決算が好調で市場心理が好転したことに加え、トルコリラ急落が波及することへの懸念が和らいだことを受け、中でもＳ＆Ｐ総合５００種は約３週間ぶりの大幅な上昇となった。幅広い銘柄に買いが入り、Ｓ＆Ｐ５００とダウは５営業日ぶりに反発。 Ｓ＆Ｐ５００の主要１１セクターはいずれもプラス圏で引けた。
トルコリラ が持ち直し、同国を巡る懸念が後退したことで金融株 は０．９％上昇した。
企業決算にも関心が集まった。これまでに第２・四半期決算を発表したＳ＆Ｐ５００構成企業４５８社のうち７９％が市場予想を上回っている。
ＵＳバンク・ウェルス・マネジメントのシニアバイスプレジデント、ビル・ノーシー氏は、今年は企業決算が相場をけん引していると指摘し、「幅広く前向きなファンダメンタルズ（基礎的条件）が背景にあり、きょうは地政学的な要因を巡る懸念が一服した」と話した。
高級皮革ブランドのタペストリー（旧コーチ） は１２％急伸。４─６月期の売上高が３１％増加したことを好感した。
テスラ は２．５％安。イーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）の株式非公開化案を検討する特別委員会を設置したが、同氏は確固とした提案を依然提示していないという。
終値 前日比 ％ 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株３０種 25299.92 +112.22 +0.45 25215.69 25339.5 25201.8
1 7
前営業日終値 25187.70
ナスダック総合 7870.89 +51.19 +0.65 7847.88 7878.23 7815.50
前営業日終値 7819.71
Ｓ＆Ｐ総合５００種 2839.96 +18.03 +0.64 2827.88 2843.11 2826.58
前営業日終値 2821.93
ダウ輸送株２０種 11114.35 +93.52 +0.85
ダウ公共株１５種 725.68 +1.21 +0.17
フィラデルフィア半導体 1354.19 -2.56 -0.19
ＶＩＸ指数 13.30 -1.48 -10.01
Ｓ＆Ｐ一般消費財 900.68 +8.51 +0.95
Ｓ＆Ｐ素材 366.91 +2.78 +0.76
Ｓ＆Ｐ工業 631.62 +4.11 +0.66
Ｓ＆Ｐ主要消費財 549.51 +3.50 +0.64
Ｓ＆Ｐ金融 463.08 +3.94 +0.86
Ｓ＆Ｐ不動産 203.77 +0.73 +0.36
Ｓ＆Ｐエネルギー 548.87 +1.43 +0.26
Ｓ＆Ｐヘルスケア 1041.11 +4.66 +0.45
Ｓ＆Ｐ電気通信サービス 153.01 +1.09 +0.72
Ｓ＆Ｐ情報技術 1287.33 +7.91 +0.62
Ｓ＆Ｐ公益事業 269.04 +0.45 +0.17
ＮＹＳＥ出来高 6.73億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22335 + 15 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 22320 0 大阪比
(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)
