11日まで北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参議院議員は、 キム・ ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長の 側近と会談して日本…
11日まで北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参議院議員は、キム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長の側近と会談して日本人の拉致問題についてやり取りしたことを明らかにしました。ただ、北朝鮮側がどのような見解を示したかについては詳しい言及を避けました。 9日の北朝鮮の建国70年の記念日に合わせ、ピョンヤンを訪れていた猪木氏は、滞在中、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の側近で、党で国際関係を統括するリ・スヨン副委員長と会談しました。 11日、帰路についた猪木氏は経由地の北京の空港で、記者団に対し、リ副委員長との会談の中で、日本人の拉致問題についてやり取りしたことを明らかにし、「われわれが今提案しているのはどうしたら一歩進めるのかということだ」と述べました。 そのうえで、記者団が「拉致問題についての北朝鮮の公式見解はすでにすべて解決したということだが」と質問したのに対し、「猪木先生だから話すが、あまりこれは口外しないでくださいという話があった。ここだけの話、ということだったので、あまり表には出さない」と述べて、北朝鮮側からどのような見解が示されたかについては詳しい言及を避けました。
