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米最高裁判事候補に新疑惑 2人目の女性が実名告発

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米誌ニューヨーカー電子版は23日、 トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・ カバノー氏(53)から大学時代にわいせつな行為をされたとする女性の 告発を実名で報じた。 カバノー
【ワシントン=共同】米誌ニューヨーカー電子版は23日、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏(53)から大学時代にわいせつな行為をされたとする女性の告発を実名で報じた。カバノー氏に対しては既に、高校時代に性的暴力を受けたと別の女性が告発しており、新疑惑の浮上で議会での人事承認審議に影響が出る可能性がある。 カバノー氏は告発されたようなことは「起きていない」と否定する声明をホワイトハウスを通じて発表した。野党民主党の議員らは2人目の女性の告発について調査を始めているという。 上院司法委員会は23日、カバノー氏から高校時代に性的暴力を受けたと告発した女性大学教授クリスティン・ブラジー・フォードさん(51)が証言する公聴会を27日に開くと発表。性的暴力を全面否定するカバノー氏も27日、フォードさんの後に公聴会で証言する予定で、告発に反論する見通しだ。 フォードさんの告発をきっかけにカバノー氏の人事承認を巡る与野党の対立が激化。カバノー氏の人事が承認されなければ、11月の中間選挙を間近に控えたトランプ氏と与党共和党に痛手となる。 トランプ氏はフォードさんの告発後もカバノー氏を「最高裁判事になるために生まれてきた逸材」と称賛し、共和党はカバノー氏の人事承認を急ぐ考え。これに対し、民主党はカバノー氏は最高裁判事に不適格と主張して指名承認を阻止する構えだ。 上院司法委員会はカバノー氏の公聴会を今月4~7日の4日間開催。今月中に人事承認の採決を行う予定だったが、フォードさんが16日に米紙で性的暴力を告発したため、採決を延期し、カバノー氏とフォードさんの双方に証言を求めた。

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