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トルコ、クーデター未遂1年で式典=大統領「忘れない」-反対派への強硬姿勢崩さず

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【イスタンブール時事】 トルコで15日夜から16日未明(日本時間16日未明から朝)にかけて、 昨年7月の クーデター未遂事件から1年を機に式典が行われた。 最大都市イスタンブールでは、 反乱勢力が封鎖したボスポラス海峡の 橋に数十万人がトルコ国旗を持って集結。 エルドアン
【イスタンブール時事】トルコで15日夜から16日未明(日本時間16日未明から朝)にかけて、昨年7月のクーデター未遂事件から1年を機に式典が行われた。最大都市イスタンブールでは、反乱勢力が封鎖したボスポラス海峡の橋に数十万人がトルコ国旗を持って集結。エルドアン大統領は演説で「(事件を)忘れないし、忘れさせない」と誓い、クーデターを阻止した国民をたたえた。 事件では、反乱勢力がイスタンブールの国際空港やボスポラス橋を一時占拠し、首都アンカラの国会議事堂を空爆。抵抗した市民ら約250人が犠牲になった。30人以上の死者が出たボスポラス橋は事件後、「7月15日殉教者の橋」に改称された。 政府は在米のイスラム指導者ギュレン師が事件の首謀者だと断じ、非常事態宣言下で同師の関係者をはじめとする反対派を大量粛清。こうした強権姿勢に国内外で懸念や反発が強まっている。
しかし、大統領は治安対策強化のための死刑制度復活について、国会が承認すれば署名する方針を改めて表明。また、キューバ・グアンタナモ米軍基地内の捕虜収容所でテロ容疑の被疑者たちが着せられていたオレンジ色の囚人服を念頭に、「(事件の被告の)出廷時には、グアンタナモのような服を着させるべきだとユルドゥルム首相に話した」と明らかにした。(2017/07/16-14: 44) 関連ニュース
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