サッカー日本代表は31日、 埼玉スタジアムで行われた2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選でオーストラリア代表に2-0で勝利し、 6大会連続6回目の W杯出場を決めた。 9試合を終えて6勝2分け1敗の 勝ち点20となり、 1試合を残して勝ち点16の サウジアラビアとオーストラリアを上回りB組の 首位で通過することが確定した。
サッカー日本代表は31日、埼玉スタジアムで行われた2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選でオーストラリア代表に2-0で勝利し、6大会連続6回目のW杯出場を決めた。9試合を終えて6勝2分け1敗の勝ち点20となり、1試合を残して勝ち点16のサウジアラビアとオーストラリアを上回りB組の首位で通過することが確定した。
日本は前半41分に浅野拓磨(シュツットガルト)のゴールで先制。後半37分に井手口陽介(ガ大阪)が追加点を挙げた。日本はW杯予選ではオーストラリアにこれまで5分け2敗と勝ったことがなく、これが初めての勝利となった。
W杯は4年ごとに開催され、来年のロシア大会が第21回となる。日本は1998年フランス大会で初出場し、過去5回の出場では日本と韓国が共催した02年大会と、10年南アフリカ大会のベスト16が最高。
W杯ロシア大会は来年6月14日から7月15日にかけてモスクワ、サンクトペテルブルクなど11都市の12会場で開催される。出場32カ国・地域は今年11月14日に出そろい、12月1日に1次リーグの組み合わせ抽選会が行われる。【大島祥平】
日本は中盤に山口と若い井手口を並べ、その後ろに長谷部をアンカーに置く機動力重視の布陣が当たった。特に井手口は攻守に動き回り、幅広いスペースをカバーして、リズムを作った。前半41分、DFラインの裏を狙った長友のクロスに、浅野が走り込んで左足のボレーで合わせて先制。後半37分には、途中出場の原口が体を張ってボールをキープ。フォローした井手口に渡すと、井手口がカーブをかけた右足のミドルで2点目を挙げた。
日本はピンチになってもDFラインがずるずると下がる悪い癖も出ず、最後まで集中力を保ち逃げ切った。