内閣府が１５日発表した２０１７年７～９月期の 国内総生産（ＧＤＰ、 季節調整済み）速報値は、 物価変動の 影響を除いた実質で前期比０．３％増、 この 成長ペースが１年続くと仮定した年率換算で１．４％増となった。 世界的な景気回復を追い風に自動車や電子部品などの 輸出が拡大し
内閣府が１５日発表した２０１７年７～９月期の国内総生産（ＧＤＰ、季節調整済み）速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比０．３％増、この成長ペースが１年続くと仮定した年率換算で１．４％増となった。世界的な景気回復を追い風に自動車や電子部品などの輸出が拡大し、前期に大きく伸びた個人消費の反動減を補った。 プラス成長は７四半期連続で、１９９９年４～６月期から０１年１～３月期まで８四半期連続でプラスとなって以来、約１６年ぶり。外需拡大でプラス成長を維持したが、個人消費の減速から成長ペースは鈍化した。生活実感に近い名目ＧＤＰは前期比０．６％増、年率２．５％増だった。 茂木敏充経済再生担当相は記者会見で、消費の減速について、天候不順による一時的な要因との見方を示した。その上で、教育無償化を柱とした看板政策「人づくり革命」などの具体化を急ぎ、「景気回復の流れをさらに確かなものにしていく」と強調した。（2017/11/15-12:29） 関連ニュース
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