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バノン氏に召喚状…特別検察官、大陪審で「証言を」

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【ワシントン高本耕太】 ロシアによる2016年米大統領選介入とトランプ陣営との 癒着の 疑惑「ロシアゲート」 で、 米紙ニューヨーク・ タイムズ(電子版)は16日、 捜査にあたるモラー特別検察官がバノン前首席戦略官に連邦大陪審で証言を求める召喚状を出したと報じた。 バノン氏は政権の 暴露本への 関与を巡り、 トランプ氏との 決裂が伝えられている。
【ワシントン高本耕太】ロシアによる2016年米大統領選介入とトランプ陣営との癒着の疑惑「ロシアゲート」で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、捜査にあたるモラー特別検察官がバノン前首席戦略官に連邦大陪審で証言を求める召喚状を出したと報じた。バノン氏は政権の暴露本への関与を巡り、トランプ氏との決裂が伝えられている。
大陪審は連邦法違反の刑事事件で、容疑者起訴の可否を判断する。検察の提出した証拠に基づき、容疑者や被告発人の犯罪の有無を非公開で審理。証人に宣誓証言させたり証拠を提出させたりする強力な権限を持つ。
バノン氏は今月出版された政権暴露本の中で、16年6月にニューヨークのトランプタワーでトランプ氏の長男トランプ・ジュニア氏や娘婿のクシュナー大統領上級顧問らが、ロシア政府と関係する弁護士と面会したことについて「反逆的で非愛国的」と批判したと記されている。モラー氏は書籍内容などから、政権に不利な情報を得られると判断したとみられる。だが、召喚は証言を引き出すための取引の可能性があり、実際に実現するかは不透明だ。
一方、バノン氏は16日、疑惑を調査する下院情報委員会の非公開公聴会で証言を求められたが情報開示を拒否した模様で、委員会から召喚状を発付された。 FOXニュースなどが伝えた。

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