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日経平均は続伸、円高一服でバブル後高値更新

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東京株式市場で日経平均は続伸した。 為替相場でドル安・ 円高の 進行が一服したことで買い安心感が広がり、 前日比で200円超上げた。 後場には一時、 取引時間中として1991年11月18日以来、 約26年2カ月ぶりの 高値2万3962円07銭を付け、 バブル崩壊後の 高値を更新した。 朝方の 日経平均は、 トヨタ(7203. T)、 ファナック(6954. T)など外需株の 一角に買いが先行。 1月下旬から本格化する企業決算発表を控え、 好業績が見込める銘柄を選別物色する動きが出た。 その 後、 ドル/円JPY=が110円台後半に持ち直すの を眺めつつ、 断続的な先物買いが入った。 ファーストリテイリング(9983. T)、 ファナック(6954. T)、 ソフトバンクグループ(9984. T)の 3銘柄の 上昇が日経平均を約130円押し上げた。 日経平均は終値でも昨年来高値を更新した。 市場では「今期業績予想の 上方修正をあらかた織り込む水準は2万4000円あたりと見ている。 ただ、 日銀による上場投資信託(ETF)買いの 支えもあって、 大きく売られることもないだろう。 目先は2万3000円台を軸にした動きが続き、 来期の 好業績への 思惑が今後強まってくれば2万5000円を目指す流れになるの ではないか」 (しんきんアセットマネジメント投信の 運用部長、 藤原直樹氏)との 声が聞かれた。 TOPIXは前日比0.55%高。 東証1部の 売買代金は2兆4307億円だった。 セクター別では水産・ 農林が上昇率トップ。 電気機器、 情報・ 通信などがこれに続いた。 一方、 鉄鋼、 海運、 空運などがさえなかった。 個別には、 2019年3月期の
[東京 16日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は続伸した。為替相場でドル安・円高の進行が一服したことで買い安心感が広がり、前日比で200円超上げた。後場には一時、取引時間中として1991年11月18日以来、約26年2カ月ぶりの高値2万3962円07銭を付け、バブル崩壊後の高値を更新した。
朝方の日経平均は、トヨタ( 7203. T)、ファナック( 6954. T)など外需株の一角に買いが先行。1月下旬から本格化する企業決算発表を控え、好業績が見込める銘柄を選別物色する動きが出た。その後、ドル/円JPY=が110円台後半に持ち直すのを眺めつつ、断続的な先物買いが入った。ファーストリテイリング( 9983. T)、ファナック( 6954. T)、ソフトバンクグループ( 9984. T)の3銘柄の上昇が日経平均を約130円押し上げた。日経平均は終値でも昨年来高値を更新した。
市場では「今期業績予想の上方修正をあらかた織り込む水準は2万4000円あたりと見ている。ただ、日銀による上場投資信託(ETF)買いの支えもあって、大きく売られることもないだろう。目先は2万3000円台を軸にした動きが続き、来期の好業績への思惑が今後強まってくれば2万5000円を目指す流れになるのではないか」(しんきんアセットマネジメント投信の運用部長、藤原直樹氏)との声が聞かれた。
TOPIXは前日比0.55%高。東証1部の売買代金は2兆4307億円だった。セクター別では水産・農林が上昇率トップ。電気機器、情報・通信などがこれに続いた。一方、鉄鋼、海運、空運などがさえなかった。
個別には、2019年3月期の売上高営業利益率について、17年9月に買収した電池事業を除いたベースで今期見通し比1.1ポイント高い15%以上を目指すと一部で報じられた村田製作所( 6981. T)や、2017年4―12月期の連結営業利益が前年同期比2割増の250億円弱だったようだと一部で報じられたオービック( 4684. T)が大きく上昇した。一方、2017年3─11月期の連結業績で営業利益が前年同期比2.4%減の17億2800万円だったと15日発表したMORESCO( 5018. T)が急落した。
東証1部の騰落数は、値上がり972銘柄に対し、値下がりが980銘柄、変わらずが111銘柄だった。
日経平均. N225
終値 23951.81 +236.93
寄り付き 23721.17
安値/高値 23701.83─23962.07
TOPIX. TOPX
終値 1894.25 +10.35
寄り付き 1883.87
安値/高値 1882.21─1894.29
東証出来高(万株) 131817
東証売買代金(億円) 24307.35

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