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白石社長が辞任へ リニア談合事件で引責

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大手ゼネコン・ 大林組(東京都港区)は23日、 同日の 取締役会で社長交代などを決議したと発表した。 白石達社長(70)が3月1日付で退任し、 蓮輪賢治専務執行役員(64)が新社長に就任する。
大手ゼネコン・大林組(東京都港区)は23日、同日の取締役会で社長交代などを決議したと発表した。白石達社長(70)が3月1日付で退任し、蓮輪賢治専務執行役員(64)が新社長に就任する。
また、土木担当の土屋幸三郎副社長(66)は23日付で副社長を辞任し、24日付で嘱託に就任する。
同社は社長交代の理由について、リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で同社が捜査対象になっていることを挙げ、「当局による判断はこれからの状況にありますが、執行体制を一新し、真相解明やコンプライアンス体制の整備を行うとともに、将来に向けた経営のかじ取りを早期にスタートすることが必要と判断した」としている。
また、土屋副社長の辞任については「本人から一身上の都合により、副社長を辞任したい旨の申し出があり、これを受理した」としている。
大林組は先月8日、リニア工事の業者選定手続きで不正があったとして偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部の捜索を受け、同19日にはさらに特捜部と公正取引委員会から独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で捜索を受けていた。
特捜部などは、土屋副社長ら同社社員からの事情聴取を続けてきた。大林組のリニア担当者は、任意の聴取に談合を認めているとみられる。【平塚雄太】

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