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傾いた建物、突っ張り棒で支える 台湾の地震死者10人

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台湾東部・ 花蓮県を襲った地震は8日午前までに、 計10人の 死亡が確認された。 台湾当局が発表した。 まだ58人と連絡が取れていないが、 地元の 消防幹部は、 実際に崩れた建物に閉じ込められている可能性が高い人た…
台湾東部・花蓮県を襲った地震は8日午前までに、計10人の死亡が確認された。台湾当局が発表した。まだ58人と連絡が取れていないが、地元の消防幹部は、実際に崩れた建物に閉じ込められている可能性が高い人たちは10人ほどだとみて、救出作業を急いでいる。
住人ら計47人と連絡がつかなくなっているビル「雲門翠堤」では7日午後11時過ぎ、マグニチュード5・7の強い地震が起き、周辺で作業をしていた救急隊員たちが一斉に現場から避難した。
傾いた建物が倒れるのを防ぐため、現場には計11本の鋼材が運び込まれ、突っ張り棒のようにビルを支えている。現場の消防幹部は「鋼材で建物の安定も増した。救出に全力を図りたい」と語る。
6日深夜の地震から24時間の間に、現地では大小200回近い揺れが続く。雨で地盤も緩くなっている。二次災害に巻き込まれる可能性があるため、作業は順調とはいえない状況だ。
8日午前までに台湾当局が発表した10人の犠牲者のうち5人が台湾人で、3人は中国から旅行に来た女性だった。残る2人は身元を確認している。(花蓮= 西本秀 )

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