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政府、「プッシュ型支援」を強化=補正予算編成も-西日本豪雨

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西日本を中心とする豪雨被害の 拡大を受け、 政府は10日、 事務次官級でつくる被災者生活支援チームの 初会合を首相官邸で開き、 自治体の 要請を待たずに被災地に物資を送る「プッシュ型支援」 を強化することを確認した。 当面は予備費を活用し、 不十分なら補正予算案を編成する方針だ。 プッシュ型支援は、 被災直後の 自治体が人手不足に陥ることを考慮し、 必要と見込まれる物資を政府が判断し、 被災地に届けるもの だ。 要請に対応する「プル型支援」 と区別され、 熊本地震の 際も行われた。 政府はプッシュ型で水、 食料、 クーラー、 仮設トイレ
西日本を中心とする豪雨被害の拡大を受け、政府は10日、事務次官級でつくる被災者生活支援チームの初会合を首相官邸で開き、自治体の要請を待たずに被災地に物資を送る「プッシュ型支援」を強化することを確認した。当面は予備費を活用し、不十分なら補正予算案を編成する方針だ。 プッシュ型支援は、被災直後の自治体が人手不足に陥ることを考慮し、必要と見込まれる物資を政府が判断し、被災地に届けるものだ。要請に対応する「プル型支援」と区別され、熊本地震の際も行われた。政府はプッシュ型で水、食料、クーラー、仮設トイレの供給を進める。 支援チームは杉田和博官房副長官をトップに各省庁の事務次官級で構成。安倍晋三首相が9日に設置を指示した。 首相は初会合で、設置理由を「省庁の枠を超えて即断即決で対応する」と説明。「きめ細やかな支援が急務だ。状況は刻一刻と変化している。大切なことは現場主義を徹底することだ」と述べ、職員を現場に派遣するなどして被災地のニーズの迅速な把握に努めるよう指示した。 首相は、自らも被災地を訪問すると表明。11日の岡山県入りを手始めに、週末にかけて広島、愛媛両県を視察する考えだ。 支援チームの会合に先立ち、閣僚らでつくる非常災害対策本部の第3回会議も官邸で開かれた。首相は、寸断された道路や水道の復旧に全力を挙げるとともに、食料などを行き渡らせるため、コンビニエンスストアなどへの輸送車両を緊急車扱いにする方針を示した。 首相は広島、愛媛両県選出の国会議員ともそれぞれ面会し、被災地支援の申し入れを受けた。首相は「救命救助や被災者支援のための実動部隊7万5000人を投入している。必要に応じて機動的に増強していきたい」と伝えた。(2018/07/10-20:41)

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