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東証前引け 続落、北海道地震の影響警戒 電機や精密の下げ目立つ

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6日午前の 東京株式市場で日経平均株価は続落した。 前日比52円37銭(0.23%)安の 2万2528円46銭で前場を終えた。 5日の 米ハイテク株安に加え、 北海道で発生した地震の 影響を警戒した海外投資家の 売りが優勢だった。 相場の 下げが続いていることで運用リスク…
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落した。前日比52円37銭(0.23%)安の2万2528円46銭で前場を終えた。5日の米ハイテク株安に加え、北海道で発生した地震の影響を警戒した海外投資家の売りが優勢だった。相場の下げが続いていることで運用リスクを回避したい個人投資家が増えており、中小型株に売りが目立ったことも相場の重荷となった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落した。 5日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が小幅に上昇したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は大きく下落した。東京市場では 東エレク や TDK など電気機器や精密機器に売りが及んだ。外国為替市場で円相場が1ドル=111円台前半に上昇したことも相場の重荷となった。 6日未明に北海道で震度6強の地震が発生。関西地方の台風被害への警戒が残るなか、災害による企業業績や景気動向への影響を警戒する投資家も多かった。関西国際空港や新千歳空港の閉鎖が嫌気され、空運や旅行関連株の売りが目立ったほか、保険金支払いへの思惑から SOMPO や MS&AD といった損保株が下げた。 日経平均は下げ幅を一時160円あまりに広げたが、前引けにかけて下げ幅を縮めた。中国・上海株式相場が上昇し、市場心理の悪化に歯止めをかけたほか、日経平均が2万2500円を下回る場面では、地銀など国内機関投資家による押し目買いも入った。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆584億円、売買高は6億1136万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1407、値上がりは591、変わらずは105銘柄だった。 ファナック や ダイキン が安い。 資生堂 などインバウンド(訪日外国人)関連の下げも目立った。一方、 ソフトバンク と ファストリ が上昇。 宝HLD やヤマハ、 ソニー が高い。6日に東証2部に再上場した ナルミヤ は午前に公募・売り出し価格(公開価格)を59円(3.8%)下回る1501円で初値を付けた。午前の終値は初値を3円上回る1504円だった。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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