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四国電力 伊方原発3号機が「臨界」に

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裁判で運転を停止していたあと27日未明におよそ1年ぶりに再稼働した四国電力の 伊方原子力発電所3号機は、 27日夜、 核分裂反…
裁判で運転を停止していたあと27日未明におよそ1年ぶりに再稼働した四国電力の伊方原子力発電所3号機は、27日夜、核分裂反応が連続する「臨界」の状態になりました。作業が順調に進めば、今月30日に発電と送電が始まる見通しです。 愛媛県伊方町にある伊方原発3号機は、去年12月に広島高等裁判所が運転差し止めを命じる仮処分の決定を出したため、定期検査が終わったあと運転の再開ができない状態が続いていました。 しかし、先月25日、広島高裁の別の裁判長が仮処分を取り消して運転を認めたことから、27日午前0時半、発電所の中央制御室で、運転員が核分裂反応を抑える「制御棒」を核燃料の間から引き抜く操作を行って原子炉を起動し、去年10月上旬以来、およそ1年ぶりに再稼働しました。 そして、核分裂を調節する作業が続けられた結果、午後6時半、核分裂反応が連続する「臨界」の状態になりました。 作業が順調に進めば、四国電力は、今月30日には発電と送電を始め、来月28日には営業運転に入る計画です。 伊方原発には1号機から3号機までありますが、1号機は廃炉作業が行われているほか、2号機も廃炉が決まっていて、四国では、伊方原発3号機が、稼働する唯一の原発となっています。

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