Start Japan Japan — in Japanese 【随時更新】ハマス さらに人質2人を解放 死者は6400人超えに

【随時更新】ハマス さらに人質2人を解放 死者は6400人超えに

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TEILEN

【NHK】イスラエル軍とイスラム組織ハマスによる大規模な軍事衝突で双方の死者数が6400人を超え、このうち5000人あまりが死亡し…
イスラエル軍とイスラム組織ハマスによる大規模な軍事衝突で双方の死者数が6400人を超え、このうち5000人あまりが死亡したガザ地区では医療状況の悪化が深刻化しています。
一方、地上侵攻の準備を進めるイスラエル軍は、ガザ地区内に入って限定的な軍事作戦を行ったと明らかにし、現地では緊張が高まっています。
※ (日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。

目次

イスラエル軍 大規模な地上侵攻へ準備

死者は6400人超え

ハマス さらに人質2人を解放

ガザ地区へ支援物資が搬入 連続

NEW
中国 王毅外相 地上侵攻準備のイスラエル側をけん制

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バイデン大統領がネタニヤフ首相と電話会談 2人の人質解放を歓迎

国連 緊急特別会合を 開催へ 目次を開く

目次

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イスラエル軍 大規模な地上侵攻へ準備

死者は6400人超え

ハマス さらに人質2人を解放

ガザ地区へ支援物資が搬入 連続

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国連 緊急特別会合を 開催へ

《軍事的な動き》

イスラエル軍 大規模な地上侵攻へ準備

イスラエル軍はガザ地区への空爆を続けるとともに周辺に戦車部隊などを集結させ大規模な地上侵攻への準備を進めています。
イスラエル軍の報道官は 「ガザ地区に深く入って夜間に戦車と歩兵部隊が襲撃を行い、テロリストの部隊を殺害した」と述べ、ガザ地区内で限定的な軍事作戦を行ったことを明らかにしました。
そのうえで「襲撃は行方がわからない人質についての情報を集め、居場所を突き止めることも目的だった」と述べ、人質についての情報収集も狙いだったと説明しました。
これに対しイスラム組織ハマスも 、ガザ地区南部のハンユニスの付近で、境界線をこえて侵入してきたイスラエル軍の戦車1台とブルドーザー2台を破壊したとSNSで主張していて現地では緊張が高まっています。 死者は6400人超え

今月 以降のイスラエルとハマスとの一連の衝突では、イスラエル側で少なくとも1400人が、ガザ地区では5087人が死亡し双方の死者は6400人を超えています。 ガザ地区とヨルダン川西岸地区 子どもの死者1903人に

パレスチナの保健省は 、今月 イスラエルとハマスの一連の衝突がはじまってからのガザ地区とヨルダン川西岸地区での死者や医療状況について発表しました。
それによりますと、これまでに死亡したのは、ガザ地区で5087人、ヨルダン川西岸で95人だということで、このうち、双方あわせて子どもの死者は1903人にのぼっているということです。
そして空爆などにより全壊した住宅があわせて2万6684棟に上っているほか、イスラエル軍がガザ地区北部の住民に対し南部への退避を通告する中、これまでに140万人が住まいを追われたということです。
このうち68万人以上は親戚などのもとに身を寄せていて、7万人近くがおよそ150か所ある国連機関の学校に、10万人余りがモスクや教会などに避難しているということです。
医療体制のひっぱくや避難生活によって衛生環境が悪化するなか、皮膚病や下痢などの症状も確認されているとして、戦闘が長引くなか住民の健康状況のさらなる悪化が懸念されます。 ハマス さらに人質2人を解放

こうした中、ハマスは 、エジプトによる仲介を受けて、ガザ地区で拘束している外国人を含む200人以上の人質のうち2人を解放したと発表しました。
2人はともにイスラエル国籍を持つ、80歳代などの高齢の女性で、ICRC=赤十字国際委員会も解放を手助けして の夜にもガザ地区から出られることになったとSNSで発表しました。
人質が解放されるのは今月 の、アメリカ国籍を持つ親子2人に続いて2回目です。
この2人についてハマスはこれまでに先に解放された女性2人と同じ手順で解放する用意が出来ているにもかかわらず、イスラエル側が受け入れを拒否したとSNSで主張し、イスラエル側が否定していました。
ハマスは「敵が受け入れを拒否しているのは承知しているが、差し迫った人道上の理由により解放した」としています。そのうえで「引き渡しを終えるために調停国との間で合意した手続きのうちイスラエルは8つ以上を違反している」と主張しています。 人質50人解放は合意いたらず

イスラム組織ハマスが2人の人質を解放したことをめぐり、アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは、交渉に詳しい関係者の話として人質50人の解放について協議が行われたものの、ハマス側が燃料の提供を要求したことで合意にいたらず交渉が暗礁に乗り上げたと伝えました。
それによりますとハマス、カタール、エジプト、そしてイスラエルの間で、ここ数日、燃料を含む人道支援を安定的にガザ地区に供給する見返りに、多くの人質を解放するという提案について協議が行われてきたということです。
ただイスラエル側は燃料の輸送を許可する前に人質全員の解放を求めているほか、ハマスが燃料を軍事目的に流用する可能性があると懸念しているということです。
このためイスラエル側はエジプトから燃料をガザ地区に搬入することを承認せず、交渉がつまずいたと伝えています。 ガラント国防相 海軍基地で激励

イスラエルのガラント国防相はガザ地区に近いイスラエルのアシュドッドにある海軍基地を訪れ、「まもなく始まる作戦に備えを続けよ。我々は次の段階への準備が完全に出来ている。作戦は陸海空の多面的な作戦になる。君たちが必要だ」と激励しました。
ガラント国防相をめぐっては、このところ地上侵攻の開始時期などをめぐってネタニヤフ首相との不協和音がメディアで報じられていて、イスラエル首相府は 、国防省と連名で2人の不和を否定する異例の声明を発表しました。
声明は「首相と国防相と参謀総長は明確な目標のもと互いに完全な信頼関係で結ばれている」としたうえで、「メディアは軍と我々の一体性を損なうような誤った報道を控え責任ある態度を示すべきだ」としてイスラエル政府内の意見の相違をめぐる報道に神経をとがらせています。 《ガザ地区の現状》

ガザ地区へ支援物資が搬入 連続

OCHA=国連人道問題調整事務所の発表によりますと、 、水や食料、それに医薬品などの物資を積んだトラック20台がガザ地区に入ったということです。
支援物資には燃料は含まれず、パレスチナ難民を支援するUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関では、今後 以内に燃料が尽き、水や食料の供給、医療にも影響が出るおそれがあるとしています。
支援物資が搬入されたのは 連続で、人道状況の改善に向けて今後も継続的に行えるかが焦点です。
ガザ地区では、イスラエル軍の空爆により推定でおよそ140万人が家を追われ、このうちおよそ58万人が国連が指定した150の緊急避難所に避難しているということです。
避難所1か所あたりの平均の避難者の数はすでに収容基準の2.

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