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第7艦隊司令官を解任=事故続発で「信頼喪失」-米軍

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【ワシントン時事】 米太平洋艦隊の スウィフト司令官は23日、 横須賀を拠点とする傘下部隊、 第7艦隊の アーコイン司令官を解任した。 太平洋艦隊が発表した。 アーコイン氏は、 第7艦隊所属艦が相次いで重大事故を起こした責任を問われたとみられる。 太平洋艦隊は理由について「
【ワシントン時事】米太平洋艦隊のスウィフト司令官は23日、横須賀を拠点とする傘下部隊、第7艦隊のアーコイン司令官を解任した。太平洋艦隊が発表した。アーコイン氏は、第7艦隊所属艦が相次いで重大事故を起こした責任を問われたとみられる。 太平洋艦隊は理由について「アーコイン氏の指揮能力に対する信頼の喪失」を挙げた。アーコイン氏は数週間以内に退役する予定だったが、海軍上層部は相次ぐ事故の重大さに鑑み、迅速な対応が必要と判断したもようだ。これに伴い、既に中将への昇格が承認されているフィリップ・ソーヤー少将が直ちに指揮権を引き継いだ。 ソーヤー氏は潜水艦乗組員としてキャリアを積み、太平洋潜水艦隊司令官などを務めた。2015年に第7艦隊副司令官に就任した。 第7艦隊所属のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」は6月、静岡県・伊豆半島沖でコンテナ船と衝突。乗組員7人が死亡した。今月21日には同艦隊のイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」がシンガポール沖で石油タンカーと衝突し、行方不明となった10人のうち数人の死亡が確認された。 このほか、第7艦隊の巡洋艦「アンティータム」が1月に横須賀沖の浅瀬で座礁。原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする空母打撃群の巡洋艦「レイク・シャンプレイン」も5月、韓国近海で漁船と衝突事故を起こした。(2017/08/24-00: 37) 関連ニュース
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