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スーパーラグビー:サンウルブズ、昨季王者に大敗

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南半球の 強豪クラブが争うリーグ「スーパーラグビー(SR)」 に日本から参加しているサンウルブズは25日、 東京・ 秩父宮ラグビー場で今季初戦を迎え、 昨季の 王者ハリケーンズ(ニュージーランド)に17-83で大敗した。 サンウルブズにとってSR参入2年目の 今季は7月15日の 最終節まで15試合を戦う。
南半球の強豪クラブが争うリーグ「スーパーラグビー(SR)」に日本から参加しているサンウルブズは25日、東京・秩父宮ラグビー場で今季初戦を迎え、昨季の王者ハリケーンズ(ニュージーランド)に17-83で大敗した。サンウルブズにとってSR参入2年目の今季は7月15日の最終節まで15試合を戦う。
サンウルブズは序盤から攻守で圧倒され、前半だけで7トライを許し、5-45で折り返した。後半もハリケーンズに6トライを許して突き放され、終盤に2トライを返したが及ばなかった。
3月4日の第2節・キングズ(南アフリカ)戦以降の4試合は海外遠征で、次回の国内開催は第7節・4月8日(秩父宮)のブルズ(南アフリカ)戦。
秩父宮を埋めた1万7553人の多くが期待した番狂わせは起こらなかった。前年の最下位サンウルブズが王者ハリケーンズに開幕戦で挑んだが、力量差は予想を上回った。
前半7分、ハリケーンズのWTBアソが右のスペースに自ら蹴り出して捕球する動きにサンウルブズは対処できず、そのまま持ち込まれた。27分も2015年ワールドカップ・イングランド大会で最多8トライを挙げたWTBのJ・サベアに対し、中鶴、フィルヨーンらがタックルを試みながら、スルリとかわされてトライを献上。正確なパス回しも遮断できず、相手にボールを保持され続けた。
戦術の読み違えも響いた。密集を作ってFWで押すのではなく、攻守ともに縦へスピードのある動きを繰り返すハリケーンズの前に、サンウルブズは左右の展開力をそがれ、快足を誇る福岡、中鶴の両WTBにボールを供給できなかった。加えて相手の速い出足の前にキックとパスにミスが出て、度々トライに結びつけられた。
サンウルブズは日本代表の強化を目的に結成され、昨季からSRに挑戦した。フッカーの堀江は「この経験がテストマッチ(代表チームの国際試合)に生きれば僕らの成功。ただ、今はSRで1勝を挙げなければいけない」と言う。ファンの関心をつなぎ留めるためにも、1勝1分け13敗に終わった昨年以上の成績を渇望している。【大谷津統一】
サンウルブズ・ティアティア・ヘッドコーチ 厳しい試合は予想していたが、選手が一人も最後まで諦めなかったことがうれしい。スクラムではプレッシャーを与えられた。
ハリケーンズ・ボイド・ヘッドコーチ (2トライを許した)最後の15分間は残念な時間帯だった。そこはサンウルブズの勝利だ。ただ、試合を通じて激しさを保ち、勝つことができた。

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