産経新聞 2/2(木) 11:18配信
【ワシントン＝加納宏幸】フリン米大統領補佐官（国家安全保障問題担当）は１日、イランが中距離弾道ミサイルの発射実験を行ったことを「中東の安全、繁栄、安定を損ね、米国民の生命にも危険を及ぼす」と非難した。また、米政府として「イランに警告を送った」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。
フリン氏は発射が国連安全保障理事会決議に反するとし、ミサイル開発を対象にしていないオバマ前政権下でのイラン核合意を挙げて、「イランは米国や合意に感謝するどころか、つけ上がっている」と述べた。イランが支援するシーア派系武装勢力フーシ派によるサウジアラビア艦艇への攻撃なども批判した。
米政府当局者はイランが発射したミサイルが核兵器を搭載できる能力を持つと指摘。同国に対する経済制裁の強化などを検討していることも明らかにした。
最終更新:2/2(木) 11:18
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