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佐賀で殺処分開始 江北の養鶏場6.9万羽

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NewsHub佐賀県は4日、同県江北町上小田の養鶏場の鶏から遺伝子検査で、H5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。県は家畜伝染病予防法に基づき、この農家が近くで経営する別の農場も含め、飼育する計約6万9000羽の殺処分を始めた。九州農政局や県によると、国内の家畜の感染は今季10例目で、九州では熊本県、宮崎県(2例)に続き4例目。
佐賀県によると、農場の10棟の鶏舎のうち1棟で4日までの3日間で52羽が死に、農家が4日に県西部家畜保健衛生所に通報した。簡易検査した7羽すべてで陽性反応が出て、遺伝子検査で同日夜に高病原性と確定した。
県は、鶏と卵について農場から半径3キロの4農場(飼育数約5万8000羽)で移動を、3~10キロ圏の12農場(9万8000羽)で搬出を制限した。陸上自衛隊に出動を要請し、確定から24時間以内の殺処分、72時間以内の埋却完了を目指す。
佐賀の鶏の飼育数は149農場約460万羽。うちブロイラーは約380万5000羽で全国7位。「みつせ鶏」などのブランド鶏も飼育されている。県内では2015年にも有田町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した。
10キロ圏の同県多久市の養鶏農家の女性は「ショックです。どの農家も消毒などに気をつけていた中での発生で、人ごとと思えない」と話した。【池田美欧】

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