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楽天社員を覚醒剤密輸容疑で逮捕 “売人”か 社員は否認

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大手IT企業、 楽天の 39歳の 社員が、 およそ4000回分の 使用量にあたる覚醒剤を台湾から密輸しようとした疑いで逮捕され、 警視庁は現地で入手した…
大手IT企業、楽天の39歳の社員が、およそ4000回分の使用量にあたる覚醒剤を台湾から密輸しようとした疑いで逮捕され、警視庁は現地で入手した覚醒剤を国内で売りさばく“売人”だったと見て調べています。逮捕された社員は容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは大手IT企業、楽天のトラベル事業で働く東京・多摩市の畑中邦夫容疑者(39)で、警視庁によりますと、およそ4000回分の使用量にあたる覚醒剤およそ120グラム、末端の密売価格で840万円分を台湾から密輸しようとした疑いが持たれています。 警視庁は「畑中容疑者から覚醒剤を買った」という情報があったことから捜査していたところ、20日未明、羽田空港に帰国した際の手荷物検査で、ズボンから0.8グラムの覚醒剤とリュックサックから覚醒剤と見られる白い結晶118グラム余りが見つかり逮捕したということです。 また、畑中容疑者は平成20年から140回以上台湾に渡航していたということで警視庁は、現地で入手した覚醒剤を国内で売りさばく“売人”だったと見て調べています。 警視庁の調べに対し畑中容疑者は「身に覚えがない。リュックサックにいつなぜ覚醒剤が入ったのか分からない」と容疑を否認しているということです。 社員が逮捕されたことについて楽天は「現在、事実関係を確認中ですが、事実であれば極めて遺憾です。捜査の結果を踏まえ、厳正に対処します」とコメントしています。

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