東京都調布市の 都営アパートの 一室で、 住人の 山本一夫さん(当時89)が顔を刺されるなどして殺害された事件で、 警視庁は27日、 山本さんの 孫で同市緑ケ丘2丁目、 とび職山本裕也容疑者(23)を強盗殺人容疑で…
東京都調布市の都営アパートの一室で、住人の山本一夫さん(当時89)が顔を刺されるなどして殺害された事件で、警視庁は27日、山本さんの孫で同市緑ケ丘2丁目、とび職山本裕也容疑者(23)を強盗殺人容疑で逮捕し、発表した。「知らない。別にどうでもいいです」などと供述し、容疑を否認しているという。
捜査1課によると、裕也容疑者は2月15日深夜、調布市国領町3丁目の都営アパート一室の山本さん宅で、山本さんの頭や顔をはさみで刺すなどして殺害し、現金を奪った疑いがある。室内からは、財布や少なくとも現金約2万3千円がなくなっているのが確認されたという。
周辺の防犯カメラを調べたところ、15日深夜に山本さん宅の方向に向かう裕也容疑者の姿と、その数十分後に現場付近を走り去る様子が映っていた。同課は裕也容疑者宅を捜索し、洗濯機の中から血の付いたジャンパーを発見。ジャンパーは防犯カメラに映った際に同容疑者が身につけていたものと同種で、鑑定の結果、付着した血液が山本さんのDNA型と一致したという。裕也容疑者は以前、山本さんと同居していた。
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