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仏大統領選挙 このあと決選投票の開票へ

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フランス大統領選挙の 決選投票は、 日本時間午前3時にすべての 投票所で投票が締め切られ、 即日開票されます。 EU=ヨーロッパ連合との 関係を重視する…
フランス大統領選挙の決選投票は、日本時間午前3時にすべての投票所で投票が締め切られ、即日開票されます。 EU=ヨーロッパ連合との関係を重視する無所属のマクロン候補か、EUからの離脱の是非を問う国民投票の実施を主張する極右政党のルペン候補か、EUの行方も左右するフランスの新しい大統領が決まる見通しです。 フランス大統領選挙の決選投票は、先月行われた1回目の投票で上位2位になった中道で無所属のマクロン候補と極右政党・国民戦線のルペン候補の間で争われています。投票は7日、フランス全土で行われ、午後7時(日本時間の8日午前2時)には地方での投票が締め切られて、すでに開票作業が始まっています。日本時間の午前3時には、パリやマルセーユ、リヨンなど大都市でも投票が締め切られ、即日開票される予定です。 フランス内務省が発表した、日本時間の8日午前0時の時点での投票率は65.3%で、1回目の投票に比べて4ポイント余り下回っています。選挙戦では、マクロン氏がEUとの関係を重視し、合法的な移民は受け入れるべきだと訴えたのに対して、ルペン氏はEUとの関係を見直し、治安対策を理由に移民や難民を制限すべきだと主張し、激しい論戦を繰り広げました。 選挙の結果は、今後のEUの行方を大きく左右するうえ、自国の利益を優先する動きが広がっている国際情勢にも影響を及ぼしかねないだけに、有権者の判断が注目されます。 開票作業が順調に進めば、8日の朝までには大勢が判明する見通しです。

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