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文氏優位か、深夜にも大勢判明…投票進む

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【ソウル大貫智子】 韓国の 朴槿恵(パク・ クネ)前大統領の 罷免による大統領選は9日午前、 全国各地で投票が始まった。 投票率は午前10時現在、 14.1%。 5日までの 期日前投票で既に26%が投票しており、 投票率は前回2012年の 75.8%を上回る80%前後に達するとみられている。 昨秋発覚した朴前大統領に関する一連の 国政介入事件への 強い批判から、 革新系最大野党「共に民主党」 の 文在寅(ムン・ ジェイン)氏が優位な戦いを展開しており、 約9年ぶりに革新政権が誕生する可能性が高い。
【ソウル大貫智子】韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免による大統領選は9日午前、全国各地で投票が始まった。投票率は午前10時現在、14.1%。5日までの期日前投票で既に26%が投票しており、投票率は前回2012年の75.8%を上回る80%前後に達するとみられている。昨秋発覚した朴前大統領に関する一連の国政介入事件への強い批判から、革新系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏が優位な戦いを展開しており、約9年ぶりに革新政権が誕生する可能性が高い。
投票は午前6時から午後8時まで。即日開票され、9日深夜にも大勢が判明する見通し。現在、大統領が空席のため、当選者は中央選挙管理委員会による選挙結果確定を受け、即時に就任する。新大統領就任は10日午前となる見込みだ。
選挙戦では、政権交代を掲げる文氏が若年層の固い支持を獲得。これに対し、保守系の自由韓国党、洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏が北朝鮮問題を前面に出し、高齢者を中心とする保守層の結集を図ったほか、第2野党「国民の党」で中道の安哲秀(アン・チョルス)氏が理念対立解消による国民統合を訴えた。朴前大統領の罷免により、投票する候補者を決めかねている有権者が20%前後いると見られ、こうした保守や中道層の行方が焦点だ。
韓国では昨秋以降、半年近く国政の空白が続いていた。新政権の誕生は、日韓関係や対北朝鮮政策などに大きな影響を与えそうだ。

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