Home Japan Japan — in Japanese ヘリで救助の男性 豪雨被害の状況を証言 福岡 朝倉

ヘリで救助の男性 豪雨被害の状況を証言 福岡 朝倉

324
0
SHARE

今回の 記録的な豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市の 杷木松末地区からヘリコプターで救助された男性が、 当時の 状況を証言しました。
今回の記録的な豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市の杷木松末地区からヘリコプターで救助された男性が、当時の状況を証言しました。 朝倉市の杷木松末地区は、赤谷川があふれて流域の住宅が流されたり、ほかの地区に通じる県道が崩落したりして、多くの住民が一時、身動きがとれなくなりました。 この地区で林業を営む佐野俊作さんは「今月5日の昼すぎからものすごい雨が降り、1時間ほどで赤谷川があふれて流木が道路を塞いだ。警察が通行止めの看板を設置したが、すぐに流されてしまった。その濁流の中を白っぽい軽乗用車が走り下りてきて、危険なので隣の住宅の男性が止めようとしたがそのまま走り去って行った」と当時を振り返りました。 また、車を止めようとした73歳の男性は「運転席にいた男性に『行くな』と叫んだが、激しい雨音で聞こえなかったのかもしれない」と話していました。 佐野さんは、周囲が土砂に埋まって動けなくなり、停電した住宅で妻と2人、ろうそくをつけて2晩過ごしました。今月7日の早朝に地面に「SOS」の文字を書いて待っていたところ、警察のヘリコプターに救助されたということです。 上空から見た地区の様子については「多くの家が流されたり倒壊したりしていて地獄を見た気がした。よく生きていたなと思った。まだ行方がわかっていない人が複数いるので早く見つかってほしい」と話していました。

Continue reading...