Home Japan Japan — in Japanese ホンダ純利益19%増 4~6月、通期予想も上方修正

ホンダ純利益19%増 4~6月、通期予想も上方修正

246
0
SHARE

ホンダが1日発表した2017年4~6月期の 連結決算(国際会計基準)は、 純利益が2073億円と前年同期に比べ19%増えた。 スクーターが伸びたインドなどで二輪車事業が好調だった。 四輪車は中国の 販売が増加
ホンダ が1日発表した2017年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が2073億円と前年同期に比べ19%増えた。スクーターが伸びたインドなどで二輪車事業が好調だった。四輪車は中国の販売が増加したが、在庫調整の影響で北米が苦戦した。為替の前提を円安方向に見直し、18年3月期通期の業績予想を上方修正した。 4~6月期の売上高は7%増の3兆7130億円、営業利益は1%増の2692億円だった。 二輪事業の営業利益は2.5倍の788億円と急回復した。世界販売台数が469万台と8%増えた。昨年の熊本地震で熊本製作所(熊本県大津町)の生産がストップした反動も100億円の営業増益要因になった。 一方、四輪事業の営業利益は1403億円と24%減った。稼ぎ頭の北米の販売台数が6%減ったのが響いた。今秋に全面改良を控える中型セダン「アコード」などの在庫調整が影響した。 中国が22%増となり、四輪の世界販売台数は5%増の126万台だった。ただ、中国事業の損益は会計上、営業利益には反映されない。中国の損益の影響が大きい持ち分法投資利益は約2倍の529億円に増えた。 18年3月期通期の売上高は前期比4%増の14兆5000億円、純利益は12%減の5450億円を見込む。従来の予想に比べ売上高は3000億円、純利益は150億円上方修正した。4~6月の実績を反映し、年間での想定為替レートを1ドル=107円と、これまでより2円円安に見直した。7月以降の前提は1ドル=105円を据え置いた。 倉石誠司副社長は同日の記者会見で「新型のアコードやSUV(多目的スポーツ車)『CR―V』などの供給増で、北米販売は過去最高を更新したい」と意気込んだ。北米市場は減速が鮮明だが、新型車攻勢で販売奨励金を抑えながら台数増を狙う考えだ。

Continue reading...