ARF=ASEAN地域フォーラムに出席するため、 北朝鮮の リ・ ヨンホ外相が6日未明、 フィリピンの マニラに到着しました。 国連安全保障理事会の 新た…
ARF=ASEAN地域フォーラムに出席するため、北朝鮮のリ・ヨンホ外相が6日未明、フィリピンのマニラに到着しました。国連安全保障理事会の新たな制裁決議に関するNHKの質問には答えませんでしたが、会議では、核・ミサイル開発の正当性を主張するものと見られます。 北朝鮮のリ・ヨンホ外相は7日、フィリピンで開かれるARF=ASEAN地域フォーラムに出席するため、6日未明、マニラの空港に到着しました。 NHK取材班は、国連安全保障理事会の新たな制裁決議について、採択の直前にマニラの空港内でリ外相に問いかけましたが、リ外相は一切答えず、迎えの車に乗って市内のホテルに移動しました。 ホテルでは、大勢の記者団が待ち構えていましたが、リ外相はここでも何も語らないまま、エレベーターに乗りました。 国連安保理で日本時間の6日採択された新たな制裁決議は、北朝鮮の主要な外貨収入源の石炭や海産物などの輸出を全面的に禁止することが盛り込まれています。 しかし、北朝鮮は先月以降、「再び制裁決議が採択されれば、それに伴う後続措置を講じる」としてさらなる軍事的挑発も辞さない姿勢をとっており、アメリカも参加するARFの場では、制裁に強く反発するとともに、核・ミサイル開発を正当化するものと見られます。