在日米軍再編に伴う米空母艦載機の 厚木基地(神奈川県大和市など)から岩国基地(山口県岩国市)への 移駐が9日、 始まり、 第1陣として5機の 早期警戒機E2Dが岩国基地に到着した。 〔写真特集〕FA18戦闘攻撃機 E2Dは9日午後0時12分から同1時50分ごろにかけて相
在日米軍再編に伴う米空母艦載機の厚木基地(神奈川県大和市など)から岩国基地(山口県岩国市)への移駐が9日、始まり、第1陣として5機の早期警戒機E2Dが岩国基地に到着した。
〔写真特集〕FA18戦闘攻撃機
E2Dは9日午後0時12分から同1時50分ごろにかけて相次いで飛来した。米軍は当初6日の移駐を予定したが、台風5号の影響で遅れていた。 来年5月ごろにかけて戦闘機や電子戦機EA18Gなどを含め計61機が段階的に移駐。完了後の岩国基地の所属機は120機を超え、極東最大の嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)と並ぶ規模となる。 艦載機移駐は日米両政府が人口密集地域にある厚木基地の騒音などの負担を軽減するために、2006年に合意した。 横須賀基地(神奈川県横須賀市)を拠点とする原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦載機が対象で、主力の戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットは11月ごろと来年5月ごろの2回に分け計48機が移る。 移駐に伴い米軍人、軍属、家族は約3800人が移住し、岩国居住の米軍関係者は1万人を超える。 山口県と岩国市は6月に移駐計画の受け入れを表明。日本政府に対し、騒音対策の徹底や、航空機の安全性確保を米側に働き掛けるよう求めている。(2017/08/09-15: 09) 関連ニュース
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