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柏崎刈羽原発 事実上合格最終判断へ

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新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所6号機と7号機について再稼働の 前提となる審査で、 原子力規制委員会は、 東京電力の 安全に対する姿勢に一定の 理解を…
新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所6号機と7号機について再稼働の前提となる審査で、原子力規制委員会は、東京電力の安全に対する姿勢に一定の理解を示し、次回の会合で事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめについて最終的に判断することになりました。 柏崎刈羽原発6号機と7号機の再稼働の前提となる審査の一環として、原子力規制委員会は、東京電力の、福島第一原発の事故を受けた安全に対する姿勢や、廃炉に伴う対応などについて、具体的な取り組みを示すよう求め、経営陣との面会などを行ってきました。 6日の規制委員会では、委員から「柏崎刈羽原発をきちんと運転することが福島の事故への責任の取り方だとする考えに一定の理解をする」とか、「事故の体験が、組織の安全文化を高める方向に向かっていると受け止めた」といった意見が出されました。 しかし、一部の委員からは「東京電力の決意表明は受け止めるが、それだけで柏崎刈羽原発を運転する適格性があると判断していいのか」との指摘も出され、今月13日にも開かれる次回の会合で、事実上の合格を意味する審査書案の取りまとめについて、最終的に判断することになりました。 事故を起こした東京電力の原発が再稼働に向けた審査に事実上、合格すれば初めてのことで、福島第一原発と同じ沸騰水型と呼ばれる原発でも初めてです。 ただ、柏崎刈羽原発について新潟県の米山知事は、福島第一原発の事故の検証が終わるまで再稼働に必要な地元の同意について判断しない考えを示しています。

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