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日経平均続伸、終値2年ぶり2万600円台

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3日の 東京市場で日経平均株価が大きく続伸し、 終値でほぼ2年1カ月ぶりに2万0600円台を付けた。 前の 日に米国で発表された景気指標が市場関係者の 想定を上回る内容で、 米国の 主要な株価指数が相次いで最高値
3日の東京市場で日経平均株価が大きく続伸し、終値でほぼ2年1カ月ぶりに2万0600円台を付けた。前の日に米国で発表された景気指標が市場関係者の想定を上回る内容で、米国の主要な株価指数が相次いで最高値を更新した。外国為替市場では円安・ドル高も進行し、日本企業の業績に追い風となると見た投資家が日本株に資金を振り向けた。 日経平均の終値は前日比213円(1.05%)高の2万0614円で年初来高値を連日で更新した。2015年8月17日以来の高値になる。「 日立製作所 などの大型株に海外勢の買いが入った」(国内証券トレーダー)という。 日米で株高が進んだきっかけになったのが、先行きの明るさを示す景気指標だ。2日に米サプライマネジメント協会が発表した9月の製造業景況感指数は、13年4カ月ぶりの高水準になった。日本でも 日銀 の全国企業短期経済観測調査(短観)で、全規模全産業の業況判断指数が26年ぶりの高水準だった。 日米の株価がそろって上昇に転じたのは9月8日前後だ。北朝鮮情勢への警戒感が後退した時期に重なる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の芳賀沼千里氏は「地政学リスクへの警戒感が後退し、投資家が経済や企業収益の好調さを改めて意識し始めた」と話す。

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