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エジプト テロ受け武装グループへの軍事作戦強化

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エジプトでイスラム教の 礼拝施設が襲撃され230人以上が死亡したテロ事件を受け、 エジプト国内ではイスラム教徒を標的にした武装グループに対する反…
エジプトでイスラム教の礼拝施設が襲撃され230人以上が死亡したテロ事件を受け、エジプト国内ではイスラム教徒を標的にした武装グループに対する反発が高まっており、シシ政権は、テロが起きた東部のシナイ半島での軍事作戦を強化することにしています。 エジプトのシナイ半島北部の町ビルアベドで24日、イスラム教の礼拝施設=モスクが武装グループに襲撃されてあわせて235人が死亡、100人余りがけがをしました。 エジプトでは、過激派組織IS=イスラミックステートの支部を名乗る武装グループなどが軍や警察への襲撃や少数派のキリスト教徒に対するテロを繰り返していますが、イスラム教徒の市民が標的となるのは極めて異例です。 事件を受けてイスラム教スンニ派が最高権威とする宗教機関「アズハル」は犠牲者に哀悼の意を示した上で、「キリスト教の教会に続いてイスラム教のモスクが標的となったことは国民の団結を深める結果となり武装グループは打ち負かされることになるだろう」と表明し、テロに屈することなく団結することを強調しました。 今回の事件について、犯行を主張する声明などはいまのところ出ておらず、モスクが狙われた背景は明らかになっていませんが、シシ政権はイスラム教徒の間で広がる不安や武装グループへの反発が高まっていることを受け、シナイ半島で続けている武装グループに対する軍事作戦を強化することにしています。

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