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ロシア関連企業と利害関係か=米商務長官に疑惑浮上-内部文書

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【ワシントン時事】 米NBCテレビなどは5日、 投資家だったロス米商務長官が、 ロシアの プーチン大統領の 親族と関わりの ある企業と取引する会社と今もビジネス上の 利害関係を持っていると報じた。 商務長官指名承認を求めるに際して、 ロス氏はこうした情報を明確には説明しなかっ
【ワシントン時事】米NBCテレビなどは5日、投資家だったロス米商務長官が、ロシアのプーチン大統領の親族と関わりのある企業と取引する会社と今もビジネス上の利害関係を持っていると報じた。商務長官指名承認を求めるに際して、ロス氏はこうした情報を明確には説明しなかったという。 NBCによれば、ロス氏は海運会社「ナビゲーター・ホールディングス」との関係を保ち、利益を得る立場にある。ナビゲーター社は、ロシアのエネルギー会社「SIBUR」に船を貸し出すなど主な取引先としている。 SIBURの主要株主には、米財務省の制裁対象になっているロシアの富豪や、プーチン大統領の娘婿がいるという。 昨年の大統領選にトランプ陣営とロシアが共謀して介入したという疑惑では、政権幹部とロシア関係者の接触など不透明な関係について特別検察官の捜査が続いている。ロス氏の利害相反問題は政権に新たな痛手となる可能性もある。 ロス氏に関する情報は英領バミューダ諸島の法律事務所の内部文書から明らかになった。文書は南ドイツ新聞にリークされ、「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ、本部ワシントン)が入手したという。 ICIJは、各国指導者らによるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態を暴露した「パナマ文書」の報道を主導、今回の文書を「パラダイス文書」と呼んでいる。(2017/11/06-06:16) 関連ニュース
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