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米10月鉱工業生産は半年ぶり大幅増、ハリケーン関連盛り返す

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米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月の 鉱工業生産指数は、 ハリケーン「ハービー」 「イルマ」 の 被害を受けた産業の 復旧が進むなか0.9%上昇し、 伸びは市場予想の 0.5%を上回るとともに、 今年4月以来半年ぶりの 大きさとなった。 9月分は0.4%上昇にやや上方修正され、 第3・ 四半期分の 前年比も前回公表(1.5
[ワシントン 16日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月の鉱工業生産指数は、ハリケーン「ハービー」「イルマ」の被害を受けた産業の復旧が進むなか0.9%上昇し、伸びは市場予想の0.5%を上回るとともに、今年4月以来半年ぶりの大きさとなった。
9月分は0.4%上昇にやや上方修正され、第3・四半期分の前年比も前回公表(1.5%低下)から0.3%低下に上方修正された。
ウエルズファーゴ証券のシニアエコノミストは「経済環境に明るさがみられるなか、米製造業は今後数カ月、ゆっくりながら着実な改善が続く見込みだ」と述べた。
各産業が操業を再び本格化させる中、ハリケーンに伴う影響は鉱工業生産全体の変化に対し0.60%ポイント寄与した。
製造業生産は1.3%増と大幅に伸びた。9月分は0.4%増に上方修正された。製造業は全米の経済活動の約12%を占めるが、ドル安や世界経済の上向きなどが支えとなっている。
一方、10月初旬にメキシコ湾岸を襲ったハリケーン「ネイト」の影響で石油・ガスの掘削が減少したことから、鉱業生産は1.3%落ち込んだ。
設備稼働率は0.6%ポイント上昇し77.0%。前月分は76.4%に上方修正された。製造業の設備稼働率は0.9%上昇し76.4%と、2008年5月以来の高水準を記録した。
*内容を追加します。

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