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東証大引け 4日ぶり反落、ロシアゲートや北朝鮮に警戒感

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4日の 東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。 終値は前週末比111円87銭(0.49%)安の 2万2707円16銭だった。 トランプ米大統領とロシアの 不透明な関係を巡る「ロシアゲート」 による
4日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末比111円87銭(0.49%)安の2万2707円16銭だった。トランプ米大統領とロシアの不透明な関係を巡る「ロシアゲート」による米政治の混乱や北朝鮮情勢への警戒感から、売りが優勢だった。電機や機械といったハイテク株の下げが目立った。 2日に米上院が税制改革法案を可決し、4日朝方の日本株は米経済の拡大期待で買いが先行した。だが、米「ロシアゲート」の不透明感がくすぶり、運用リスクを避けたい投資家からの売りがハイテク株などに出て、相場は下げに転じた。米韓両空軍は韓国で合同軍事演習を行っており、北朝鮮情勢への警戒感も投資家心理の悪化につながった。 8日の株価指数先物とオプションの12月物の特別清算指数(SQ)算出を前に、節目の2万3000円までの上値が重いのをみて短期筋がSQ値を押し下げたいとの思惑から売りを出したとの見方もあった。 JPX日経インデックス400は4営業日ぶりに反落した。終値は前週末比91.17ポイント(0.57%)安の1万5832.47だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、9.66ポイント(0.54%)安の1786.87で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆4096億円と連休の谷間だった11月24日以来の少なさだった。売買高は13億9443万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1314と全体の64%を占めた。値上がりは645、変わらずは82銘柄だった。 キーエンス や ファナック 、 村田製 に売りが出た。 資生堂 や 塩野義 、 任天堂 も下落した。一方、米原油先物相場が上昇し 国際石開帝石 やJXTGなどの資源株に買いが入った。 味の素 や ソニー 、 ファストリ も上昇した。 東証2部株価指数は続伸した。 シャープ と 東芝 の上昇がけん引した。半面、 朝日インテク と リミックス が下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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