就任後初めて中国を訪れている河野外務大臣は、 王毅外相と会談しています。 河野大臣は、 ことしが日中平和条約締結４０年の 節目になることから首脳間の …
就任後初めて中国を訪れている河野外務大臣は、王毅外相と会談しています。河野大臣は、ことしが日中平和条約締結４０年の節目になることから首脳間の相互往来の実現を目指して、関係改善を加速させたい考えです。 河野外務大臣は、就任後初めて中国の北京を訪れていて、日本時間の午前１１時すぎから、王毅外相と会談しています。 会談の冒頭、王外相は、「中日関係の改善と発展は、両国の利益に合致することで、両国社会、各界の共通した願いだ」と述べました。 これに対し、河野大臣は、「ことしは首脳の往来をはじめ、全面的な関係改善を進めていく中で、国民レベルでのさまざまな交流を深めながら、信頼関係を強化していきたい」と述べました。 会談は現在も続いていて、河野大臣は、ことしが日中平和条約締結４０年の節目の年にあたることから、安倍総理大臣と習近平国家主席の相互往来の実現を目指し、関係改善を加速させたい考えです。 また、北朝鮮対応のほか、中国が海洋進出を強めている東シナ海をめぐる問題など、両国間の課題についても意見を交わしているものと見られます。 河野大臣は、このあと、李克強首相らとも会談することにしています。
