6日午後4時15分ごろ、 沖縄県うるま市の 伊計(いけい)島の 住民から「米軍ヘリが不時着した」 と110番通報があった。 県警やうるま市消防本部によると、 ヘリ1機が島の 南東の 砂浜に不時着したが、 大きな損傷な…
6日午後4時15分ごろ、沖縄県うるま市の伊計(いけい)島の住民から「米軍ヘリが不時着した」と110番通報があった。県警やうるま市消防本部によると、ヘリ1機が島の南東の砂浜に不時着したが、大きな損傷などはなく、住民や乗員にけがはない。住宅から約100メートルの場所だという。
県警の発表では、不時着したのは米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の多用途ヘリコプターUH1。沖縄防衛局によると、乗員は4人で、県警などに対し「飛行中に警告灯が点灯した」と説明。事故を避けるための「予防着陸」をしたと話しているという。
伊計島は那覇市の北東約40キロにあり、沖縄本島とは橋で行き来できる。昨年1月20日にも普天間飛行場所属の攻撃ヘリAH1が農道に不時着した。沖縄では、このほかにも米軍機の事故やトラブルが相次いでいて、県民は反発を強めている。