Home Japan Japan — in Japanese 4回転半狙う羽生=恩師や専門家も期待-平昌五輪〔五輪・フィギュア〕

4回転半狙う羽生=恩師や専門家も期待-平昌五輪〔五輪・フィギュア〕

266
0
SHARE

【平昌時事】 平昌五輪の フィギュアスケート男子で66年ぶりの 連覇を遂げた羽生結弦(ANA)が、 次の 狙いをクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に定めた。 決めれば世界で初。 「モチベーションは4回転半だけ」 と大技を探究する。 前向きに踏み切って半回転多いアクセルジャンプに羽生は特別なこだわりを持つ。 今でも大切にしているの は、 小学2年から指導を受けた都築章一郎コーチの 「アクセルは王様の ジャンプ」 という一言。 「質、 量ともアクセルに一番費やした」 と誇りを持つジャンプで限界に挑むことを決めた。 以前に都築氏は
【平昌時事】平昌五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を遂げた羽生結弦(ANA)が、次の狙いをクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に定めた。決めれば世界で初。「モチベーションは4回転半だけ」と大技を探究する。 前向きに踏み切って半回転多いアクセルジャンプに羽生は特別なこだわりを持つ。今でも大切にしているのは、小学2年から指導を受けた都築章一郎コーチの「アクセルは王様のジャンプ」という一言。「質、量ともアクセルに一番費やした」と誇りを持つジャンプで限界に挑むことを決めた。 以前に都築氏は「試合を無視して技だけを追い求めれば4回転半、5回転は羽生にとって十分に可能」と期待していた。羽生が他の選手に比べて優れている特質については「頭でイメージして体に伝える。その循環がとても早い」と語った。 日本スケート連盟元強化部長で国際ジャッジ資格を持つ吉岡伸彦千葉大教授も「彼は今や3回転半をかなり余裕で跳んでいる。アクセルの踏み切りがとてもうまいので、いけるのではないか」と言う。力学的には1回転するのに最近のスケーターは0.2秒かからないくらいで、滞空時間が1秒弱あれば5回転まではできる計算だという。 トレーナーとして体のケアを担当した元選手の加藤修さんは、羽生の3回転半について「軸が細く、しっかりしている。空中に上がって体を締めれば回る感じ。跳び方がいつも一緒だから確率が高い」と理想形を見ていた。それでも一般論として4回転半には懐疑的で「前向きに踏み切るアクセルは相当なパワーが必要。右足を振り上げるタイミングが合わないと滞空時間を稼げない」と話している。(2018/02/19-04:43)

Continue reading...