ノルディックスキーの ワールドカップ(W杯)複合は17日、 ドイツの クリンゲンタールで個人第19戦が行われ、 渡部暁斗(北野建設)は3位で、 今季11度目の 表彰台に立…
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は17日、ドイツのクリンゲンタールで個人第19戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)は3位で、今季11度目の表彰台に立った。首位の個人総合得点では3試合を残して2位ヤン・シュミット(ノルウェー)との差を202とした。18日の個人第20戦で総合初制覇が決まる可能性もある。
渡部暁は前半飛躍(ヒルサイズ=HS140メートル)で137メートルを飛び、137・7点で2位につけたが、トップと21秒差で出た後半距離(10キロ)で順位を一つ落とした。ファビアン・リースレ(ドイツ)が2連勝で今季3勝目を挙げ、通算8勝とした。
山元豪(ダイチ)は14位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は19位、渡部剛弘(ガリウム)は29位、加藤大平(サッポロノルディックク)は40位だった。渡部善斗(北野建設)は距離を棄権した。(共同)
渡部暁斗の話 「思っていたより(順位が)良かった。運よく3番に滑り込めた。走力が戻ってきているのは自信にもなる。気を抜かないようにやりたい」