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ECB、12月で量的緩和終了へ 金利は2019年夏まで現在の水準に

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[フランクフルト 14日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)は14日の 理事会で、 量的緩和を今年9月以降は月間150億ユーロに縮小し、 年内に終了する方針を決定した。 金融危機を受け導入した措置の 解除
[フランクフルト 14日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)は14日の理事会で、量的緩和を今年9月以降は月間150億ユーロに縮小し、年内に終了する方針を決定した。金融危機を受け導入した措置の解除に向け大きな一歩を踏み出した。
声明では「9月末までは月間300億ユーロの現在の買い入れを続け、それ以降はデータが理事会の中期インフレ見通しを確認するものとなれば、買い入れ規模を12月末まで月間150億ユーロに縮小した後、終了する」とした。
金利については「現在の水準に少なくとも2019年夏までとどまる」との見通しを示し、買い入れ策を終了させても早急に急激な政策引き締めには動かない方針であることを示した。
主要政策金利を予想通り据え置いた。リファイナンス金利は0.00%に、限界貸出金利は0.25%に、中銀預金金利はマイナス0.40%にそれぞれ据え置いた。
市場ではECBは2019年6月までに中銀預金金利を10ベーシスポイント(bp)引き上げるとの見通しがすでに織り込まれている。
政策の完全な正常化には何年もかかると予想されるものの、世界の主要中銀は緩和策を引き揚げていくとの見方が市場では織り込まれており、前日には米連邦準備理事会(FRB)が利上げを決定すると同時に、声明から景気刺激に向け金利を十分に低い水準にとどめると確約する文言を削除している。

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