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「でっかいの狙った」 これぞ球宴、西武勢が一発攻勢

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(13日、 プロ野球オールスター 全パ7―6全セ) 野球の 華は、 やはりホームラン――。 そう言わんばかりの 、 いきなりの 一発だった。 一回、 1番打者の 秋山が、 松坂の 変化球をとらえて右翼席へ。 史上初となる2年…
(13日、プロ野球オールスター 全パ7―6全セ)
野球の華は、やはりホームラン――。
そう言わんばかりの、いきなりの一発だった。一回、1番打者の秋山が、松坂の変化球をとらえて右翼席へ。史上初となる2年連続での先頭打者本塁打で試合が動き出した。「たまたま飛んだだけ」と謙遜したが、この一振りで球場が一気に盛り上がる。
1点を追加し、なお2死一、三塁から今度は森だ。高めのカットボールを豪快にすくい上げ、右翼ポール際へ運んだ。「でっかいのを狙う」と宣言していた22歳。「松坂さんから打ててめちゃくちゃうれしい。一生の思い出になる」と声を弾ませた。
パ・リーグの首位を走る西武の2人による一発の競演。大舞台でもその打棒を発揮すると、同僚たちも黙っていない。12球団トップのチーム打率2割7分6厘を誇る西武の打者が、セの投手陣に襲いかかった。五回は浅村が右前安打。六回は代打で登場した外崎が右前安打で好機を作り、途中出場の山川が中前に適時打だ。
乱打戦の試合は7―6で全パが勝利した。2安打3打点でMVPを獲得した森は「あすもホームランを狙います」ときっぱり。一方で賞を逃した秋山は苦笑いを浮かべた。「森に消された。僕が打った後に打つって……。彼にもう少し優しくしようかな」
一流選手が集う球宴で、打線を引っ張った西武の選手たち。そのフルスイングで夢の舞台を彩った。(山口裕起)
○全パ・工藤監督(ソ) 「計5本塁打? 一人の野球ファンとして楽しませていただきました。(第2戦では)熊本の方に元気になってもらいたい」
●全セ・緒方監督(広) 「いいゲームだった。ファンの方にも喜んでもらえたと思う。(鈴木)誠也がよく打ってくれた」

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